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おっさんノングラータ

残念な勘違い|『ビブリア古書堂の事件手帖』感想

原作ではなくドラマのほう。

さして興味はなかったのだが、家内が原作好きな自分にどうしても見せたいらしく(どんな羞恥プレイだ?)、やむを得ず視聴。

(1)清楚で知的、人見知りが激しいのだけれど、本のことを話し始めると止まらなくなる黒髪美人で巨乳(しかも原作では足を怪我して松葉杖をついている)、本好きな男子、または本好きな女子を好きな男子のストライク・ゾーンに100マイルの直球的な栞子さん、三次元で言えばミュウ・ミュウ、別の小説または二次元で言えば文学少女だってことがわかっていないキャスティングと脚本の改悪。本好きな人が嫌いな人がハナシつくってんじゃないの? 剛力彩芽はむしろ被害者。

(2)本棚からばさばさと本が落ちてくるオープニングに嫌悪感。落ちずに空中浮遊する本が今回のテーマだけれど、落ちてしまった本の立場はどうなる? 本が嫌いな人がやってんの?

(3)素晴らしく耳障りの悪いBGM。作品のテーマがテーマだし、「読書のBGMに最適なサントラ集」に収録できそうな内容にすべきじゃないか。読書したことない人がつくってんの?

と、多数の人が感じているのと同じような意見。もしかすると、本好きな人寄りにすると、本好きでない人に興味を持ってもらえないからそういうつくりになっているかもしれないが。

今期のドラマもやっぱりNHKが無難に面白い。






by non-grata | 2013-01-15 15:07 | チラ裏

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