おっさんノングラータ

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2013年冬期テレビアニメ一覧

d0252390_12374172.jpg四捨五入すると50になるというおっさんが何を見たかと言えば。

ちはやふる2(完走予定:安定の面白さ) 関西ではMANPA枠にまとめられるというよみうりテレビの暴挙のため、再生するのが面倒であまり見ていないけれど、見ると必ず楽しめる。恋愛、友情、努力、成長、宿敵、勝利あり。どの要素も過不足なく描かれているのがまたすごい。

みなみけ ただいま(完走予定:途中で飽きたけれど) 番組冒頭のコーション通り、過度な期待をするのが野暮というもの。だがあえて書けば、最初は物珍しさで面白がっていたが、途中で飽きてきた。それでも最後まで見ているのは、「電気代がご機嫌なことになった」など、ぐっとくる台詞に時折出会えるから。

琴浦さん(2話が限界) ネットでの評判が高かったので(この点、放映開始が遅い関西は便利)見てみたが、あまり感心できなかった。

幕末義人伝 浪漫(1話が限界) 『MUSASHI-GUN道』を思い出す(見てないが)。何が面白いのかわからなかった。

たまこまーけっと(完走:丁寧なつくり) 円盤は売れなかったそうだし、「萌え」を求めている層には評判悪かったらしい(ネットの印象)が、人間の善性を疑わないような話は嫌いじゃない。アニメでやれば嫌みにならないし。これ、日本で受けなかったとしても、アジア圏で、例えば台湾や中国などで評価されるんじゃなかろうか。

PSYCHO-PASS(完走予定:絵が苦手) 途中、何話かをすっ飛ばしたので感想保留。実写でもいいんじゃない?

ROBOTICS: NOTES(完走:うーむ) 「ゲームよりはまし」という話を聞いたが、うーむ。『シュタゲ』の映画、まだだっけ?

イクシオンサーガDT(途中棄権:無理) 『銀魂』好きの家内に見せられて、途中までは何とかつき合ったが、ごめん無理だった。楽屋オチのノリについていけず。

ささみさん@がんばらない(途中参戦:百合百合しすぎ) まさかの神アニメ。『まどマギ』と同じで3話から視聴し始めたが、意外に面白い。雰囲気楽しんでいるだけだが。

アムネシア(完走予定:何と言っていいのやら) ループものだが、ラスト1話(未視聴)でどうやって話をまとめるつもりやら。

まんがーる!/ヤマノススメ/僕の妹は「大阪おかん」 短いし、何となく見続けた。『まんがーる!』は痛いのが、『ヤマノススメ』はちゃんと登山の楽しみを啓蒙しているのが美点。『大阪おかん』は、まあ、頑張れ。

ジョジョの奇妙な冒険(完走予定:声優さん楽しそう) 原作は読んだことなかったのだが、話題作なので見てみたが、なるほどこれは面白い。冒険活劇としてもネタとしても。

リトルバスターズ!(完走予定:いつ面白くなるの?) 「名作」と聞かされて挑戦していて、いつ面白くなるのか待っているのだが、なかなかその時が訪れない。おかしい。そろそろ最終回なのに。
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by non-grata | 2013-03-28 13:08 | アニメ・漫画

皮膚感覚が大事|『フライ・バイ・ワイヤ』感想

d0252390_12545345.jpgロボット工学が今よりずっと進んだ近未来の話。工科大学附属高校の選抜クラスに1台のロボットが編入される。いや、ロボットという表現は不正確だ。IMMID-28──マン・マシン・インターフェイスと呼ばれる二足歩行のデバイスは、一ノ瀬梨香という女子高生によって遠隔操作されているのだ。健康上の理由で学校に通えない子どもの代わりに登校するIMMID-28は、果たして彼彼女たちの福音となるのか? 

「宮野くんにとって、わたしって──“一ノ瀬梨香”なのかな。それとも、“IMMID-28”?」と帯に引用された本文から、人間とメカの禁断の恋を連想してしまったが、そこは石持浅海、ちゃんとミステリとなっていた。ミステリにも二つあって、一つは学校内で起きる事件と、もう一つは人間って何、という問題。もちろん、どちらにも解答が用意されていて、後者については作者が用意した結末に大いに賛同するところ。皮膚感覚が大事なのだ。

じゃあ、IMMID-28に触覚が備わっていたらどうなったか? 物理的接触がなくても伝わる感覚というものがないので(これを作中では「オーラ」と呼んだ)、やはり駄目なのだ。

しかしIMMID-28のビジュアルはドロッセルお嬢様。フェティシズムをくすぐられて超合金まで買ってしまった。
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たとえビジュアルがお嬢様でも、自律型ロボットなら大歓迎だが、デバイスに過ぎないのであればやはり駄目なのである。自律型ロボットなら良くてデバイスなら駄目(あるいはその逆)っていう感覚があれば、前述した最初のミステリの解答も得心がいくはずだ。



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by non-grata | 2013-03-27 13:32 | 読書

実写版『進撃の巨人』|『ジャックと天空の巨人』感想

d0252390_934220.jpg土曜日夜のお楽しみに映画鑑賞だが、観たいものが適当な時間にやっていなかったため、消去法で『ジャックと天空の巨人』を観に行く。大して期待していなかったが、なかなか楽しめた。

ネタもとである「ジャックと豆の木」はイングランドの民話で、ジャックは牝牛を売りに市場に出かけたが、男に取り引きを持ちかけられて豆と交換する。怒った母親はその豆を捨てたが、豆から木が伸びて天空に達する。そこには巨人が暮らしていたが、ジャックは巨人の宝物を盗んだ後、地上に戻って木を切り倒し、追いかけてきた巨人を墜死させてハッピー・エンド(?)という内容。『天空の巨人』はもっとおどろおどろしいファンタジー仕立てにしている。

その昔、天空で暮らす巨人がイングランドに侵攻。人肉の味を覚えた巨人は暴虐の限りを尽くすが、何とか仕留めた巨人の心臓でつくった「王冠」によって巨人を制御、天空へと帰す。「天空の巨人」が人々の間でおとぎ話になるくらい時代は過ぎたが、その伝説が真実であることを知り、野望のために巨人を利用しようとする者が現れて……という話。

巨人は醜悪かつ残虐で、可愛げのないモンスター。人間をむさぼり食う様はまさに『進撃の巨人』。原題の「巨人殺しのジャック」からして、ほのぼのファンタジーを期待していくと酷い目に遭う。

巨人の心臓でつくった王冠があれば巨人軍の侵攻を止められるので(と書くと、何だか野球の話みたいだ)、落ちは想像できるが、それまでの過程は二転三転で楽しめる。

IMDbに書かれていたちょっといい話(ネタバレ)。

●ダビデとゴリアテのネタが入っていて、ダビデはパチンコでゴリアテ(巨人)を倒したが、『天空の巨人』では巨人がパチンコを使って城攻めをする。
●イアン・マクレガーが言う「has a bad feeling about this(嫌な予感がするぜ)」は、『スター・ウォーズ』の登場人物が必ず言う台詞。オビワン・ケノービとしても2回言っているのだとか。



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by non-grata | 2013-03-25 09:35 | 映画

野球ものかと思ったらバディものだった|『ノーバディノウズ』感想

d0252390_1149542.jpgメジャーで初となる東洋系ホームラン王が誕生。米国生まれの韓国系選手という触れ込みだが、日本人ではないかという疑惑が持ち上がる。何とか自分のチームの看板選手に引っ張ってきたいという某新聞社の社主が(このへん、ちょっと違うかもしれない)記者に調査を命じる。

記者に協力するのが、元メジャー・リーガーの日本人投手。幼少期に日本で野球の練習をした者ならではの癖を見抜き、疑惑は確信へと変わる。では何故、彼は日本を捨てて米国へきたのか? どうやってメジャー・リーガーへなったのか? 新たな疑惑が次の疑惑を生んでゆく。

ということで、日本と米国の野球文化の違いがキーとなるのが面白い。また、あまり馴染みのない、底辺からメジャーの頂点まで上り詰める過程が詳しく語られているのも、本城雅人ならでは。野球ミステリでありつつ、クライム・ノベルであり、バディ・ストーリーとしても楽しめるという、なかなか欲張りな内容だった。

スポーツは人種を越えて楽しめる、とはよく言われるが、結局はルーツに縛られてしまうのが何とも。けれども、それを超越できる可能性があることを、そして超越することで自由が得られることを、最後に示唆してくれる。



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by non-grata | 2013-03-22 12:17 | 読書

予告編で満足?|『キャビン』感想

d0252390_1362440.jpg若者が湖畔の別荘で一晩を過ごし、モンスターに襲われる……というのはよくある話。それを誰かに監視されていた……というのもよくある話。しかしここから先は予測不能!! と何とも挑戦的な予告を上映していた『キャビン』、ようやく観に行くことができた。

先に観た人からは、「予告編の通り」「B級」「映画館で観なくてもいいんじゃない」などとアドバイスされた上に、「無理に観る必要もないよ」と結末をネタバレされてしまった。それでも興味を失わなかったので映画館まで足を運んだが……先達の感想はもっともだった。誰かが観に行くというのであれば、同じアドバイスをするだろう。

ここからネタバレ。

予告編があまりに挑発的だったものだから意外性に期待したが、最初からノーガードでネタバレしていたのが少し興ざめ。予告編で晒された内容と、冒頭の流れから、真相はクトゥルフ神話かなあと思ったらその通りでした。

クライマックスの「怪獣総進撃」は、昔懐かしいドリフのコントで収拾がつかなくなるとアップテンポの音楽が流れ出して皆が踊り始めるという、あの落とし方を彷彿とさせて面白かった。悪趣味ではあるが。悪趣味ついでに、半魚人にこだわっていた「監視者」がよく似た顔立ちの半魚人にとどめを刺されるのは、何とも微笑ましい光景だった。



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by non-grata | 2013-03-21 13:25 | 映画

赤字路線で映像化を|『ローカル線で行こう!』感想

d0252390_15582230.jpg産経新聞の書評に釣られて購入。真保裕一の小説は『ボーダーライン』以来。

廃線必至の赤字ローカル線「もり鉄」の経営を立て直すため、社長として送り込まれたカリスマ・アテンダント──新幹線の売り子さん。素人ながら、何より優先して鉄道を利用する客のことを考えられる女社長のアイディアが次々に当たり、少しずつ経営が上向きに。しかし経営再建を快く思っていない者による妨害で、もり鉄の進路は前途多難。

基本はエンターテイメントだが、公共交通機関のあり方や地方都市が置かれている現状など、考えさせられることが多い。国と県、県と市、市と町という関係性も物語に深く関わってきているのが面白い。女社長がアクセルに、県庁から出向の役人である副社長がブレーキになっているのが、次第に両輪となってもり鉄を牽引していく様は爽快だ。

ローカル線に恵まれた自然、寂れた町が鉄道を中心とする祭りで活気を取り戻すなど、映像化に向いた内容であり、ロマンスもミステリにサスペンスと盛り沢山なので映画にもうってつけだ。それこそどこか、経営に苦しむローカル線が、全面協力して映画化するのはどうだろうか。



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by non-grata | 2013-03-19 16:18 | 読書

勢いは買う|『狭小住宅』感想

d0252390_1632420.jpg「今年のすばる文学賞はすごい」という手書きポップにそそのかされ、紀伊国屋本町店で購入。書店員さん、いい仕事しています。

都内不動産会社を舞台に、新卒で入社した主人公が挫折を味わいながら一端の営業マンになるまでを描く。作者インタビューがこちらに。不動産を買う側と売る側の攻防がリアルに描かれていて、家を買ったことがある者なら、本文で描かれる営業の手腕に「あっ」と思ったはずだ。かくいう自分も思い当たる節があるが、「一生ものの買い物だから客はなかなか決断しない。決断を促して契約することを『殺す』と表現する」のが一般的な客だとしたら、さぞ楽な客だったに違いない。しかし本書を先に読んでいたら、そう易々とハンコは押せなかったことだろう。

不動産に限らず、直販に近い営業マンからは独特の臭気が漂う。本作の主人公は無臭だったために売れず、首を覚悟で会社のお荷物になっていた狭小住宅を執念で売り、課長から論理的なアドバイスを受けて成長し、成績が上がるとさらに数字を追いかけて臭気を発するようになり、思うがままに客を殺せるようになる。果たしてそれが本人にとって幸せか否かは、読んだ人によって意見が分かれるところだろう。

すばる文学賞受賞作を読んだのは、もしかすると94年の『十九分二十五秒』以来だが、若さに任せた勢いがあって、いいものだ。



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by non-grata | 2013-03-15 16:23 | 読書

『軍靴のバルツァー』感想

d0252390_9214440.jpg日販「全国書店員が選んだおすすめコミック2013」発表
この調査で10位のランクインしていた『軍靴のバルツァー』に興味をもって、早速昼休みに購入した。面白い。

架空の設定だけれど、19世紀のヨーロッパがモデル。その時代の軍事はイノベーションと陳腐化を激しく繰り返していて、
  戦術>火力のナポレオン戦争
  火力>戦術の南北戦争
  戦術>火力の普仏戦争
と、めまぐるしく武器と戦術が発展していた。そして軍事先進国ヴァイセン王国のエリートのバルツァーたんが、軍事後進国のバーゼルラント邦国の王立士官学校の軍事顧問に派遣されるわけですよ。体罰上等の旧態依然とした田舎の学校に、最新の理論を掲げたイケメン先生が都会からやってくるわけですよ。先生同士の軋轢、生徒との信頼関係の構築など、王道学園ドラマの展開を楽しめるのだ。

もちろん政治的、軍事的なお話も楽しめる。左巻きの連中に、それを操る黒幕の存在。「平和は次の戦争のための準備期間」なんて言っちゃうし、理想は理想、行動は行動とばっさり切り分けて、囚人からなる戦列歩兵を散兵であっさり片付けるバルツァー。マクロとミクロ、どちらの視点でも楽しめる、といえば『皇国の守護者』を思い出すが、あれはまともな終わり方じゃなかったな。

そうそう、食べ物の描写も丁寧で、巻末にレシピが載っていたのは驚いた。豚すね肉を黒ビールをかけながらオーブンで焼いたやつなんて、できそうだし美味しそうだ。

というわけで続きが気になって仕方ないので、また昼休みに書店へ行こう。

で、『軍靴のバルツァー』が連載されているのは「コミック@バンチ」。以前バンチでナポレオン漫画が掲載されていなかったかなあと思っていたが、それは「ヤングキングアワーズ」の間違いで、長谷川哲也の『ナポレオン -獅子の時代-』だった。Wikipediaによれば、バンチに持ち込みをしたのがきっかけで、原哲夫のアシスタントを務めたのだとか。どうも原哲夫といえばバンチ、ならば原哲夫風ナポレオンはバンチだろうという思い込みがあったようだ。



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by non-grata | 2013-03-01 10:13 | アニメ・漫画

今年は何でも五つ星
by non-grata
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