おっさんノングラータ

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BIZEN中南米美術館

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所用で岡山県の日生に行かねばならなかったのだが、約束の時間より1時間早く着いてしまい、港の周りを散策。そこかしこに軒を並べる「かきおこ」の店を通り過ぎると(Rのつく月にはまだ早い)、大きな焼肉店の前にBIZEN中南米美術館を見つけた。

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何故日生に、というのも失礼だが、それほど美術品は充実しており、また解説も丁寧でわかりやすく、閉館時間間際でなければもっとゆっくりしたかった。これはまた行かねば。今度はRのつく月に。

知らなかったが、岡山を代表する「ゆるキャラ」はこの美術館生まれのペッカリー。古代中南米で作られた元祖「フィギュア(土偶)」らしい。他にもキャラクター展開(?)しており、ミュージアム・ショップで「ナスカにゃん」のマグカップと「ドン・タイノ」のエコバッグをお土産に買ってしまった。

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港町に猫。しゃがんで撮影していたら、近所のおばさんに不審な目で見られた。
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by non-grata | 2012-08-31 13:23 | 関西日帰りツーリング

貧乏人の経済学

d0252390_12545763.jpg本書で言う「貧乏人」の定義は、一日99セント以下で暮らすような人々を指し、その意味で日本における貧困の問題とは無縁のように思われるが、ところがどっこい、問題が根は同じであることを教えてくれる。例えば、本当なら必要なカロリーを摂取するために食費に投資すべきなのに、その金がアルコールに化けたり、あるいはテレビを買うためのローンに充てられる。医療にかけられるお金にしてもそう。長期的に見れば適切な医療保険に加入したほうが得なのに、高額な(そして当てにならない)民間療法に頼ったりする。ネット民の言うところの「情弱」だろうか。

情弱は我々の周りにもいる。身体に悪いと知りつつもファーストフードを口にしたり、実は無駄の多い医療保険に加入してみたり。

情弱を別の言葉で言うなら、正しい投資を行えない人、ということになる。それをできるようにするためには、とにもかくにも教育が必要だ。ところが貧しい人にはそもそも教育の機会が与えられず、与えられたとしても教育機関が機能しているとは限らない。そんな問題もある。

で、話は唐突に変わって「マシュマロ・テスト」。これは並行して読んでいた『選択日記』に書いてあったことだけど、子供にマシュマロを1個与えて部屋に一人にさせる。親がいつ部屋に戻ってくるかは教えずに、戻ってくるまで食べるのを我慢していたらもう1個もらえる。どうしても食べたくなったらブザーを鳴らす、という実験をしたところ、7割の子供がブザーを鳴らしてしまったという。論理的に考えれば我慢したほうがより多くの利益を得られるのだが、そのような選択はできなかった。将来の2個より目先の1個。ちなみに我慢した3割の子供のほうが、平均すると高学歴、高所得の大人に育ったという。

3割の子供たちはどうして我慢できたのか? 多くは「別のことを考える」「マシュマロが存在しないものと思う」など、想像力を働かせたのである。なるほど、自分のありたいと願う将来像を描ければ正しい投資ができるということか。とは思ったものの、それが簡単には描けないから貧困の問題が解決しないのである──ということも、本書にはちゃんと書いてある。良書。
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by non-grata | 2012-08-30 13:55 | 読書

車輪酒場

人に教えられて行くようになったのだが、昔はカープ・ファン御用達の店ではなかったのねと、オープン当初の写真を見て驚く。今は全試合絶賛放映中。今日も行くのだ。
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by non-grata | 2012-08-29 10:01 | チラ裏

プロメテウス

d0252390_13145671.jpg『エイリアン』の公開が1979年だから今から30年前。それからシリーズを重ね、プレデターとの戦いも継続的に追っかけてきた身からすると、これはもう一つの歴史であって、100年前のノンフィクションよりよっぽど現実的に、あるいは身近に思えてしまう。人によっては『機動戦士ガンダム』もそうなんだろう。

そんなわけで、「人類誕生」云々のコピーにお怒りの方々ももっともだと思いつつ、NHK終戦記念番組でも見るかのような感覚で、『エイリアン』の前日譚はこうだったんだと、再現ドラマを観ている錯覚に陥った。「火星大冒険!〜地球外生命を発見せよ〜」の未来版か? 我ながら重症である。

人類をつくり出したかもしれない「エンジニア」を求めての、未知の惑星での探査。これはなかなか胸躍る展開だが、中盤からは安心の『エイリアン』的展開──グロテスク&アクション&女は強い。数多く残された謎は謎のまま、(恐らくは)次作の『パラダイス』に持ち越される。

提示された情報から勝手に推測すると、
●進化論は間違い。人類は「エンジニア」によってつくられた。
●その方法は、巨人が黒い液体を体内に入れることによって、生命のない惑星で「生命のスープ」になること。ホロウェイが飲まされたものも同じだが、効果が現れる前に燃やされてしまった。
●巨人は崇高なる自己犠牲の精神の持ち主だが(自分の身を犠牲にして「生命のスープ」になるんだから!)、「人類」は失敗作。コールド・スリープから起こされたかと思ったら、「長生きする方法は?」なんて質問を投げかけられてブチ切れた(これについてはIMDbのFAQで知った)。
●だいたい人類なんて、キリストを磔にかるくらい野蛮だしね!
●けれど十字架をぶら下げたエリザベス・ショウだけは生き残り、「パラダイス」を目指す。
●我々が知るエイリアンは、邪悪なる人類の落とし子?

何しろ粗っぽいつくりではあるものの、この後に『エイリアン』を観れば(まさに昨日、BSジャパンで放映された)30年ぶりの伏線が回収する思いで合点がいき、少しはすっきりする。今度は30年もかからないはずだ。次作での『プロメテウス』の伏線回収までゆっくり待とうではないか。
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by non-grata | 2012-08-28 14:07 | 映画

ヘルメットは国産に限る

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ここ数年、MOMO DESIGNのDevil、その後はイタリア某社のヘルメットを使ったが、新しいヘルメットがどうにも合わない、具体的には1時間もすると頭頂部が痛むので、ツーリング帰りにレーシングワールドに直行、画像のヘルメットを買った。迷わずSHOEIにしたのは、
バイク乗るのにヘルメット買わなきゃ、どれがいいの?「SHOEI」←正解
このスレタイが原因。

西洋人と頭骨の形が違うので、海外メーカーのヘルメットを使うのは自殺覚悟とよく言われたものだが、思いの外MOMO DESIGNのヘルメットがフィットして、使用感も悪くなかったので油断していた。店員の話によれば、昔はチークで固定していたが、今は頭部のフィッティングで固定するのが重要。いつもはXLを使っていたが、実は適正サイズはLとのことで、その代わりにチークのクッションを薄いものにするのがベターだと、現物を被りながらアドバイスしてくれた。新しいヘルメットは実に快適。頭部フィッティングの効果がどれほどのものか、それについてはできれば試す機会は訪れないほうがありがたいが、生命に直結するものなので、ヘルメットは通販に頼るのではなく、現物合わせでじっくり決めたいものだ。その当たり前のことができていなかったことを反省。

ついでに。
日本のバイクユーザー高齢化 「二輪車離れ」に歯止め 産業界の取り組み
ツーリング行って、SAやPAの駐輪場で出会うのも自分より高齢のおっさんばっかりだしなあ。自分たちの世代(1960年代後半〜70年代前半生まれ)は、25歳までは2輪、25歳過ぎたら4輪なんて言われたものだが。
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by non-grata | 2012-08-27 15:03 | 買い物

アラビアの夜の種族

d0252390_15551246.jpg徹夜必至」とまではいかなかったが、十分に面白い小説だった。

最初は美醜、次に肌の色、そして性差と、他者との違いが物語を動かす原動力となる。コンプレックスをバネに、というやつか。そうすると、作中における「リアル・タイム」の主人公の一人であるナポレオン・ボナパルトはコンプレックスの塊であり、19世紀のフランスを、いやヨーロッパを揺るがしたのだから、その熱量たるや恐るべし。

もっとも、往々にして人がなす行為というものは、コンプレックスを感じている差を埋めるために行われるものであろう、ということを、「アラビアン・ナイト・ブリード」に教わることとなる。

そんなわけで、寓話と作中のリアル・タイム、そして現在が入り乱れるメタメタな物語を、存分に楽しめること請け合いである。
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by non-grata | 2012-08-23 16:20 | 読書

NMP-1000

d0252390_11284778.jpgNASメーカーとして知られるQNAP(台湾)だが、マルチメディア・プレイヤーもラインナップされていて、現在はNMP-1000と後継のNMP-1000Pが発売されている。NMP-1000をいただいたので、早速自宅に取り付けてみた。REGZAだとNASに保存しているMPEG-2以外の動画形式を再生できないので、REGZA1号はNASを録画用ストレージとして使用、REGZA2号はNMP-1000をつないでNASに保存した動画を再生する、という運用方法。こうすればREGZA2号でもNASを活用できるのだ。

NMP-1000は細かな設定はPCで、基本的な操作はリモコンで行う。内蔵HDDは2TBまでということだったが、どうも手持ちのHDDではフォーマットがうまくいかないようで、起動するたび「新しいディスクが見つかりました」のメッセージが表示され、フォーマットするように、との指示。仕方がないので1TBのHDDに入れ替えたら、こちらはすんなり認識した。

子機同士で繋がっている無線LANなので通信速度に不安はあったが、NASに保存してある動画の再生に成功。それなりに使えそうだ。

なお、QNAPの公式サイトでは最新ファームウェアがPAL版だけに見えるが、ダウンロードするファイル名の末尾をNTSCにするとNTSC版を落とせる。通信速度がやけに遅いが。

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先週の土曜日、近所で市民祭りがあった。盆踊りあり、出店ありでなかなか盛況の様子。出店は、いわゆるテキ屋ではなく地元の商工会議所が主体で運営しており、良い感じだった。何より安い。ソーセージ2本100円とか、もちろん原価からすれば十分な利益は出ているのだろうが、テキ屋なら500円は取られたところ。

テキ屋を締め出せば祭りが良くなる→なりませんでした
近所の神社の祭りはテキ屋の独擅場で、それだけが理由ではないが雰囲気もよろしくなく、自然と足が遠のいてしまう。
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by non-grata | 2012-08-09 11:49 | 買い物

駄目だった

レグザをネットワークにつなぐ

1号はネットワーク上のNASをストレージとして認識したが、2号にはどうもその機能がなく、NASを共有するという目論見は失敗。そもそも、そういう運用は考えていなかったしなあ。もちろんDLNAサーバーとしては使えるので──ただし、REGZAが認識できる映像フォーマットがMPEG2のみらしいので、大いに制約されるが──NASに保存した動画を見ることは可能だと思うが。メディア・プレイヤーを導入するか……。

何でもかんでも独自形式で、著作権を保護するつもりが家電メーカーの発展性を殺いでしまったのではないかと邪推したくなる。DTCP-IPなどはその最たるもので、確かに海外メーカーの日本市場への参入障壁を高くできるというメリットもあるが、いらない労力をかけるぶん、国内メーカーの海外市場への競争力が損なわれてしまった気がしてならない。

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何となく買ってみたが、パンが黄色いのが残念。こう、白くてもちもちした感じなら良かったのに。

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恐るべきカロリーと脂質。ぼくと契約して菓子パンデブになってよ!!
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by non-grata | 2012-08-08 13:25 | チラ裏

レグザをネットワークにつなぐ

自宅では2台のレグザを使っており、見たい番組はUSBディスクに録画しているのだが、レグザ1号でフォーマットしたディスクを2号で使うことができないのでちと不便。見たい場所へ移動すればいいのでどうしても、というわけではないのだが、どうせならストレージも共有したいし、ついでにPCのバックアップ・サーバーをそろそろ復活させたいし。

無線LAN子機を2台買って、NASを置いて完了。

レグザ2台 どちらからも録画した番組見れるでしょうか?
REGZAでインターネット、DLNA接続してみたまとめ

設置したNASはQNAP社のTS-459ProII。レグザのDLNA機能は今一つらしいので、PS3を活用するか、いっそNMP-1000も導入するか。
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by non-grata | 2012-08-07 13:53 | チラ裏

しみじみ日本・乃木大将

d0252390_13141690.gifものすごく久しぶりに舞台を見た。産経新聞の紹介記事で知った『しみじみ日本・乃木大将』である。その記事に何と書いてあったのか忘れたが、明治天皇につき合って殉死した乃木希典の話が、「しみじみ」という語感から連想されるようなイイ話に果たしてなるのか、非常に興味があった。

いやしかし、天皇制を批判する──実際、舞台でも明治天皇の扱いがひどかった井上ひさしの作品を、産経新聞がよく取り上げたものだ。読売もしかり。YOMIURI ONLINEで以下のようなレビューが見つかった。

[評]しみじみ日本・乃木大将(こまつ座&ホリプロ)

明治天皇が崩御し、乃木夫妻は殉死の覚悟をする。夫妻の行動を怪しんだ飼い馬たち5頭が前後に分裂して(1頭あたり2人で演じているのだ)、乃木希典の半生を振り返り、本当に殉死する覚悟なのか否か、そして何のために殉死するのかを議論するという内容だ。お芝居そのものは重苦しいものではなく、洒落も効いて場内は笑いも絶えなかった。

ただ、描かれている内容は辛辣。乃木希典が殉死する(おまけに夫人まで道連れにされる)だけが「型」ではなく、それは日露戦争後の日本全体の示唆でもあった。例えば連隊旗の話。日本陸軍は連隊旗を敵に奪われるのを何よりの恥辱と捉え、連隊旗を守るために連隊そのものが危機にさらされた、という本末転倒なエピソードがあるくらいである(ノモンハン事件他)。また、日露戦争で日本がどうにか勝利できたのは、決戦地点に適切に火力を集中する努力を払ったからであり、決して精神力で敵に勝っていたとか、曖昧な理由ではない。日本海海戦も然り。ところがその後の太平洋戦争では、何故か白兵戦至上主義に逆戻りし、揚げ句は神風頼みの戦いを行うことになる。

一銭五厘で集められた兵士たちは下士官の鉄拳制裁によって、銃後の日本人は隣組の制度によっていったん「何者でもない者」にされ、山県&児玉の「宝塚コンビ」がつくった乃木の「型」にはめられた。乃木の劣化コピーの大群が、日本を日露戦争から太平洋戦争へと突き動かしたのである。

馬は前脚と後ろ脚で一対にならなければならないのに、意見の相違から対立してしまう。前脚は言う。自分がいないと、馬はどちらを向いて進めばいいのかわからない。だから自分は偉いのだ、と。果たしてそうだろうか。後ろ脚には後ろ脚の役割がある。例えば生殖器がついているのは後ろ脚のほうだ。前脚だけでは子孫を残せないではないか。両者が対立して相互のより良い在り方を模索しているうちは救いがある。だが後ろ脚が前脚を盲信し、前脚が進むべきではない方向に進んだらどうなるのか?

「しみじみ」考えさせてくれる芝居だった。
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by non-grata | 2012-08-06 14:01 | チラ裏

今年は何でも五つ星
by non-grata
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