おっさんノングラータ

2011年 08月 05日 ( 1 )




公共哲学

【体重】
68.5kg(+2.0kg)
そりゃあまあ、あれだけ食べて運動しなければ。

【読書】
『公共哲学』(マイケル・サンデル/ちくま文芸文庫)
まだ読みかけ、印象に残った言葉とか。

「サッチャー女史は、市場というものはその繁栄と引き換えに、名誉と誇りを奪い取ることを理解しておくべきだったのである」
ブリティッシュ・エアウェイズを民営化した際、尾翼にはユニオン・ジャックの代わりに多文化的なモチーフが描かれてしまい、ティッシュペーパーで模型飛行機の尾翼を覆ったのだそうな。

「ある企業あるいは国が基準以上の汚染物質を大気中に排出して罰金を科せられれば、汚染元が悪いことをしたと世間は判断する。一方、支払うのが罰金ではなく料金ならば、汚染は賃金や手当や賃料と並ぶ、事業を営むためのもう一つのコストとなる」
排出権取引の違和感を明確に説明してくれた。

「おそらく、名誉の政治学の最も説得力ある例は、労働をめぐる論争に見ることができるだろう。労働者階級の有権者の多くが生活保護を蔑む理由の一つは、それにかかる費用を出し惜しんでいることではなく、その政策が伝える名誉と報酬に関するメッセージに憤慨していることだ。(中略)収入とは、社会に役立つ努力やスキルを引き出すインセンティブである以上に、われわれが何を賞賛するかの基準なのである」
これもその通り、なんだけれども、日本では「働いたら負け」という、圧倒的な一語によって説明されてしまっている。
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by non-grata | 2011-08-05 13:01 | チラ裏

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