おっさんノングラータ

(B16)このもどかしさは|『ビブリア古書堂の事件手帖 (5) ~栞子さんと繋がりの時~』感想(★★★★★)

d0252390_1319649.jpg人気の古書ミステリ・シリーズです。4巻も読んでいるはずですが、記録がない(3巻の感想はこちら)。3巻では八海山飲んでたんですね。

今回は3章、順に『彷書月刊』『ブラック・ジャック』『われに五月を』をめぐるミステリが主題となっていて、そこは安定の面白さ。星三つ。エピソードと謎との結びつきはどうしても力業になってしまいますが、それでも面白く読めてしまうのはさすがです。星一つ。そして恐らくは今回初めて「断章」が設けられており、大輔視点では見えなかったことが、栞子視点で語られます。これがまた味わい深い。で、星一つ

シリーズ全体を通して見ると、二人の関係がようやく一歩前進。このもどかしさは『めぞん一刻』に通じるものがありますね(たとえが古いのはおっさんだから)。けれど、それで間違っていないことは、志田さんの言葉からも明らかです。

「そうやってくっついたり離れたりしてよ、怒ったり笑ったりする時間が、お前らにはたっぷりあるんだなって思ってよ……俺らみたいな年寄りとは、まるっきり違うんだ」

いやあ、若いっていいですね(いつの間にか主人公の父親くらいの年齢になっていたことに軽く目眩を覚えつつ)。



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by non-grata | 2014-04-16 13:25 | 読書

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