おっさんノングラータ

(B15)田舎暮らしを検討しています|『限界集落株式会社』感想(★★★★★)

d0252390_16391176.jpgいろいろあって都会での生活に疲れたエリートが、地縁のあるド田舎で休養しようとしたところ、これまたいろいろあって消滅寸前の村の再興に乗り出すという話。もちろん最後はハッピー・エンド。さすがにこりゃご都合主義じゃなかろうか、と思えなくもないが、可能性を示してくれるからいいんです。

お話の中とは言えうまくいくには相応の理由があって、

農業法人としてまとまれる規模の村であったこと。ご先祖様から受け継いだ田畑をコルホーズするのは抵抗はあるが、ビジネスとして効率化するためには仕方がない、と割り切れなければたちいかないのです。

研修生とは言え、若い人がいたこと。農業研修生がいて、地の人と一緒になって改革に乗り出したのが大きい。それでもって、

ネット民を味方につけたこと。研修生ありきの話になりますが、野菜のオンライン販売、出荷不適合の「くず野菜」をキャラクター化して人気を博したことが、サクセス・ストーリーを加速させたことは間違いありません。これはもうその通りでして、様々な自治体が、やれゆるキャラだ、萌えだといろんな取り組みをしていますが、簡単にポピュラリティを得られるものではないのです。

資金調達力を持っていたこと。これが一番大変なことと思われますが、主人公がそもそもこの分野に精通しているので無問題。最悪の事態に陥ったとしても、ある程度リカバーできるだけの自己資金を持っているのも大事です。

そう考えると作中のような成功を収めるのは容易ではありませんが、だからと言って何もしなければ状況は変わらないわけで、日本の農業を変えるためには行動を起こさないといけないんでしょうね。



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by non-grata | 2014-04-15 17:04 | 読書

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