おっさんノングラータ

ちょっと詰め込みすぎ|『砂漠でサーモン・フィッシング』感想

近所の投票所が老人の寄り合いと化している件について。

投票率が6ポイントほど下がったと言っていましたが、実際どんなもんなんでしょ。投票率が低下したため組織力を持つ政党に有利に働き、政党数が増えたために浮動票が割れてますます有利になり、というわかりやすい選挙結果でした。

今回、自民党に投票したと思われる高齢者の多くは年金生活者であって、デフレのほうがありがたいはずなんですが、その自民党はインフレ・ターゲットの導入を示唆しています。本当にするのか、それとも投票してくれる有権者に阿って経済政策がぐずぐずになるのか、気になるところであります。

それはそうと、この前は近所のキッズランドで売られていた『ガルパン』の八九式中戦車が売り切れていてちょっと悲しい。35は大きいので48で展開してくれたら嬉しいんだけど。どうせフィギュアがつかないのなら……来年のワンフェスでは1/35スケールのフィギュアが大量に発表されるんだろうか。




d0252390_1065115.jpg「砂漠で鮭釣りをしたい」という依頼が、イエメンの大富豪(アマール・ワケド)からイギリスの水産学者のジョーンズ博士(ユアン・マクレガー)のもとに届く。そんな馬鹿な話、実現できっこないと適当にあしらおうとするが、大富豪は本気も本気、適当につくった見積もり5000万ポンドがイギリス政府に送られる。中東との明るい話題を探していた首相広報官(キルスティン・スコット・トーマス)もこの話に飛びつき、「サーモン・プロジェクト」は本格的に動き出す。

ここからネタバレあり。

大筋はそんなところだが、ジョーンズ博士が迎える「中年の危機」、大富豪のイギリス資産を管理している投資会社のコンサルタントハリエット(エミリー・ブラント)の恋物語、ただ釣りをしたいだけでなく、実は砂漠を緑化したいという大富豪の願い、アルカイダ(だよね)による暗殺未遂とダム乗っ取り、イギリス政府内のあれやこれやと、盛り沢山な内容。もちろん最後はハッピー・エンドに収斂されて、「自分のDNAに正直にあれ」「信じる者は救われる」という結論に落ち着く。

広報官と首相のやり取りが「LINE」のようなアプリで表示されるのが面白かったが、原作小説がメールや新聞、雑誌などの文章で構成されているというから、なるほどそういった映像手法をとったのか。天然鮭の譲渡に反対する各種の釣り雑誌も同じ流れだろう。

結局、釣り愛好者たちのバッシングを受けてプロジェクトは頓挫。プライベートでも、仕事でチャンスが舞い込んだと勝手に6週間もジュネーブに赴任することを決めた奥さんと破綻寸前となったジョーンズは離婚を決意する。「半年もすればここに戻ってくる」と奥さん。「あなたのDNAにはそう刻まれているの」

これでピンときたジョーンズは、養殖鮭でも遡上するはずだと確信。プロジェクトは再び動き出す。……だったら、ヒントを与えてくれた奥さんに感謝すべきだろう、とか、鮭に引っかけているなら、外洋に出ても最後は長年連れ添ってきた奥さんのもとに戻るんじゃないの? とか、どうにもすっきりしない。ハリエットが奇跡の生還を果たしたボーイ・フレンドをあっさり振ってしまうのも、彼がいい奴だけに(最後に見せたアラブ人への偏見はとってつけたようだったし)モヤモヤする。



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by non-grata | 2012-12-17 10:40 | 映画

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