おっさんノングラータ

英国太平記

d0252390_13285956.jpgタイトルに釣られて衝動買いした一冊だが、なるほど時期的には太平記と変わらない。

英国史にさして興味があるわけではなかったし、映画『ブレイブ・ハート』も未見だが(本書を読んだ後にDVDを購入した)、『ハンマー・オブ・ザ・スコット』なるボードゲームを遊んだことだけはあり、スコットランドとイングランドが戦ったという話だけは知っていた、という基礎知識を持たない者が読んでも、抵抗なく最後まで読める。読書は殆ど通勤時間だけに限定されるが、本書は珍しく、続きが読みたくて帰宅してからも頁を繰る手を止められなかった。

「ハンマー・オブ・ザ・スコット」とは、イングランドに鉄槌を下すウィリアム・ウォレス、のことではなくて、スコットランドをこらしめるイングランドのエドワードI世のこと。物語はこのエドワードI世によるスコットランド侵攻と、それに抵抗するウォレス、そして後にスコットランドの王となるロバート・ブルースを主体として展開される。ゲリラ戦を展開するウォレスを楠木正成に、両陣営の間で揺れるブルースを足利尊氏にたとえて読むのも面白い。まさに「英国太平記」。

『ブレイブ・ハート』を観て、ビジュアルを固めてからもう一度、読んでみたい。
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by non-grata | 2012-07-07 13:39 | 読書

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