おっさんノングラータ

下町ロケット(池井戸潤)

「『遠い空の向こうで(原作「ロケットボーイズ」)』や『アストロノーツ・ファーマー』といった海外のロケット映画が、個人の夢の実現が目標になっているのに対して、『下町ロケット』では会社の目標。宮仕えにとっては、『下町〜』のほうにカタルシスを感じる。とは言え、ロケット飛ばして皆ハッピーになれる作品に外れはないよね。」

以上が、読書メーターに投稿した内容。

100分くらいの映画にちょうどいい感じの内容。もっとも、あまり短いと、前半の特許侵害ネタが経常をプラスにするための露骨な伏線か、と思われてしまうかもしれないので難しいところ。そのくらい見ようによってはひどいご都合主義なのだ。ただし、前半から後半への流れで初めて工場の実態が明らかになるところはなかなか読ませるし、後の説得力につながっている。

「下町」と言っても、年商100億円にわずかに届かないだけで、創業以来一度しか赤字になったことのない優良な「町工場」が舞台。そこがロケットを飛ばすのに不可欠な部品を製造する。まいど1号を企画した東大阪宇宙開発協同組合のような泥臭さは感じられなかったのが、予想外であり残念たった。リアリティを考えるとそうなるんだろうけど。
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by non-grata | 2011-09-05 11:37 | 読書

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